こんにちは、ユウです。
サラダチキン知ってますよね?
コンビニやスーパーに行けばどこの店舗にも置いてます。
かなりのヒット商品です。
ただ、サラダチキンが
今のようなヒット商品になったのは
2013~2014年頃がきっかけです。
このブレイクの裏には学べることがかなり多いので、今日はサラダチキンのブレイクから学べることということでお話します。
まず、サラダチキンの歴史をたどると
2001年頃から一部のスーパーですでに「サラダチキン」という名前で商品が売られていました。
ちなみに開発のきっかけは鶏もも肉よりも売れづらい鶏むね肉をなんとかして売るためだそうです。
素晴らしい試みだと思います。
僕は個人的にこういったビジネスは大好きです。
食料品のロスは痛手だし、
それがアイデアによって
需要がない→需要があるになって
経済に貢献するわけですからね。
人気のない胸肉を
なんとかして活かそうという発想が
すごくいいなと思います。
サラダチキンの売り上げは2001年に発売してから毎年じわじわと伸び続けていました。
けども、実はこの頃はまだ
サラダチキンはその名の通り
「サラダのトッピングに使ってね」
という意味でしか売られてませんでした。
きっかけは2014年でした。
サラダチキンは皮なしで売られるようになりました。
(それまでは皮付きだったらしいです)
皮をなくすというのは
商品の趣旨自体が変わってきます。
味はたぶん皮有の方が
一般的にはうまいと思われます。
僕も鶏は皮有の方が好きです。
けど皮を無くすことで
味よりも健康志向の高い商品となります。
サラダチキンの立ち位置が
サラダにトッピングする商品
↓
筋トレ、運動する人向けの商品
ダイエットしてる人向けの商品
といったかんじになったんです。
これで大ブレイクです。
今もサラダチキンは日本中で広がりまくっています。
商売では人(ターゲット)に注目することが重要です。
おそらく昔は
サラダチキンを買っていたのは
料理をする主婦層が中心だったはずです。
ブレイク以降は
筋トレ後にタンパク質を補給するために買う男性
昼食時に菓子パンではなくサラダチキンで代用するOL
など想像できます。
このように
商品のコンセプトが変わるだけで
ターゲットの層もがらりと変わります。
売れ行きもがらりと変わります。
コンセプトというとややこしいですけど
ようは価値をどこに置くかという話です。
どういうラベル付けをするかってことですね。
たとえば
ヨガを男性に売るってことも
今回の話からできそうじゃないですか?
ちょっとだけ考えてみてください。
たとえば...
ヨガといえば女性のイメージ強いけど、ヨガなら走るとかのしんどい運動せずに痩せてカッコよくなれる。
ってイメージで売りだしてみるとか。
鶏胸肉ってパサパサでなんか
美味しくないイメージだったんですよ。
それが健康・筋トレの味方!ってとこに
価値を移したことで売れたんです。
同じくヨガは男性だったら、
なんか男の俺がやるのはちょっとなー、というイメージがあるかもしれない。
ダイエットするんだったらジムに通うか、ランニングするわ、みたいな。
けど
ジムに通ったりするのは本音はだるい。
というか体力ないから運動自体しんどい。
だからヨガだったら、
普通に運動するよりは疲れない。
体力なくても続けられる。
ダイエットできる。かっこよくなるぜ。
ってかんじでいけば、絶対魅力感じる人はいると思う。
もちろんヨガも体力は使うと思うけどジムに通うよりはいけそう!って人はたくさんいると思います。
こんなかんじで価値をどこに置くかというのは商売する上でとても大事です。
売り方を変えるだけで、
これまで売れなかったものが
めっちゃ売れるようになったとか
普通にあるんですよ。
ヨガを男性向けに売るっていうのも
ライバルが格段に減るので
商売上かなり戦いやすいと思います。
もちろん情報発信するときにも
アフィリエイトするときにも
めっちゃ関係しますよ。
これがわかると
たとえばAの市場の商品が
まったく別のBの市場で売れるとかあります。
わかりますかね?
価値をずらせば、ターゲットもずらせるんです。
サラダのトッピングから筋トレ好き御用達の商品になれるんです。
情報発信ビジネスほど
今回の話と相性のいいビジネスもないですよ。実は。
僕もこれまでやってきた発信は価値をずらして、ライバルがいないところで戦ったりしてます。
情報発信で今回の視点を持ち合わせるとビジネスの幅が異常に広がります。
ぜひこの意味を考えてブログ作りや情報発信を進めてみてください。
では、この辺で。